レチノール濃度5％以上でも効果が出ない。皮むけの副作用もなし。本当に効果ある？

使用している美容クリームはレチノール5.5%を配合しているとのことでした。

なぜ毎日塗っても皮剥けが起こらないのでしょうか？

また、原材料には水やナイアシンアミド、グリセリンなどが含まれていますが、これらが皮剥けを抑える効果があるのでしょうか？

商品の特性や効果について教えていただきたいです。

レチノールクリームを使用中とのことですね。

5.5%配合は結構高いですね。実は、レチノールには、純粋なレチノールやトレチノイン、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノールなどいろいろな種類があります。

副作用のないものは、その分、期待する効果も出にくいと思われます。今使っているクリームのレチノールの種類を確認してみましょう。

毎日塗っているのに皮剥けが起こらないのは、マイルドな作用のレチノールクリームなのかもしれません。

また、おそらくあなたの肌がしっかりと潤っていることも考えられますが、基本的にターンオーバーを早めるので、皮むけは起こりやすいです。

水やナイアシンアミド、グリセリンが含まれている原材料は、肌の保湿や修復効果に役立つので、皮剥けを抑えてくれる可能性もありますが・・・・。効果が出ないと感じるなら、変えてみるのもポイントです。

レチノールを塗っているのに、なぜ皮むけが起こらないのだろう？と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか？

この質問者さんのように、レチノール濃度が5％以上でも効果が出ない場合があります。

また、皮むけの副作用もないということは、効果も期待薄・・・。今回はこの疑問について考えてみたいと思います。

レチノールは肌の再生を促進し、シワやシミの改善に効果的な成分として知られています。

しかし、中にはレチノール濃度5％以上のクリームでも効果を感じにくいという声もあります。その理由の一つとして、クリーム中に含まれる「パルミチン酸レチノール」が挙げられます。

パルミチン酸レチノールは、レチノールの中でも比較的マイルドな成分であり、肌への刺激が少ないのですが、反対にシワ改善などへの効果を感じにくいという声が多いです。

一方で、レチノール製品には「ピュア」や「純粋」といった表記があるアイテムも存在します。これらは、より純度の高いレチノールが配合されており、肌に直接効果を感じやすいと言われています。

もちろん、個人差や肌質によって感じ方は異なりますが、一般的にはピュアなレチノールの方がエイジングケアやトラブルの改善に効果的であるとされています。

同じく、レチノールの中でもトレチノインなどは、強力にターンオーバーを促進させます。

その分、肌への刺激が強いため、使用には注意が必要です。

トレチノインを含むものは、皮剥けや赤みなどの副作用が起き、痛みや炎症を伴う可能性も高いため、保湿などのケアに加えて紫外線対策などのケアが重要になってきます。

それでも、副作用が強すぎて続けにくいというデメリットがあるのです。

レチノール配合率5％以上のクリームであっても効果が実感できないな・・・と考えているのなら、一度成分を見直してみましょう。

シミやシワなどのケアに効果的な成分を選ぶ際には、レチノール種を確認してから選ぶようにすることが大切です。

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